婚活するのに必要なお金って、いくらくらいだと思いますか?
婚活の種類によって費用は変わってきますけど、貯金ゼロではなかなかきびしいものがあります。
婚活を始めたいと思っているけど資金面で心配されている方が、結構多くいらっしゃいます。
今回は婚活するのに最低限必要な費用が、どれくらいなのかを種類別に調べてみました。
これから婚活を始める方も、現在婚活中の方も参考にしてみてください。
婚活に必要なお金はいくら?
婚活するのに、一体お金がいくらかかるのか、意外と知らない人も多いと思います。
そこで、婚活にどれくらいのお金がかかるのかを解説していきます。
(1)マッチングサイト・マッチングアプリの利用料金
男性の場合は、マッチングサイトやマッチングアプリを利用する時に、お金がほぼ必ずかかります。
女性に「いいね」をつけたり、メッセージを送ったりするだけでも、お金がかかるのです。
女性の場合は、利用料が安かったり、ほとんどかからなかったりするのが一般的です。
それでは、男性がマッチングサイトやマッチングアプリを利用する際の、一般的な利用料金を見てみましょう。
1ヶ月のプランで、割引などが何もない場合は、最低でも2500円はかかるところが多いようです。
しかもこれは、最低でも人気の定番アプリだと、多くの場合が3500~4000円という価格設定になっています。
「マッチングアプリは、お金がかからずに手軽に出会える」というウワサをよく耳にしますが、決して安くはありませんね。
(2)婚活パーティーの参加費用
婚活パーティーも、男性の方が参加費用が高めです。
女性の場合は、有料の場合が多いですが、割引がきくことも多いです。
また、一部には女性無料の婚活パーティーもあります。
それでは、婚活パーティーに参加する時に一体どれくらいのお金がかかるのか見ていきましょう。
食事なしの婚活パーティーだと、男性は3000~7000円、女性は500~5000円程度です。
食事ありの婚活パーティーだと少し値段が上がり、男性は5000~8000円、女性は4000~6000円というのが一般的なようです。
(3)街コンの参加費用
婚活パーティーと同じくらい、婚活の定番の方法である街コン。
街コンも婚活パーティーと同じで、男性の方が参加費用が高く、女性のほうがかなり安くなっています。
男性の街コンへの参加費用は4000~9000円、女性の参加費用は1000~6000円程度が相場のようです。
また、料理の提供が少ない街コンの場合は、少し参加費が安くなる傾向があります。
(4)結婚相談所の費用
結婚相談所で婚活をするには、「入会金」「登録料」「月会費」「お見合い料金」「成婚料」がかかります。
入会金はその名の通り、結婚相談所に入会するためのお金です。3~10万円かかります。
結婚相談所に登録するには、マッチングアプリや婚活パーティーよりも多くの個人情報が必要です。
提出書類も多いんですよ。
それらの重要な個人情報を管理する手間などに人件費がかかるので、その分だと思ってください。
登録料は、会員情報を登録するのにかかる費用です。1~3万円かかります。
結婚相談所は、精度の高いマッチングを行うために、とても細かなプロフィールを作成します。
それにかかるお金です。
月会費は、毎月支払う費用で、習い事の月謝のようなイメージです。
だいたい5000~2万円かかります。
この月会費を払って初めて、結婚相談所のメインのサービスが受けられるようになります。
相性のいい相手を紹介してもらえるのも、ここからです。
お見合い料金は、気に入った相手とのお見合いをする際に支払うお金です。
お見合い1回につき5000~1万円程度かかります。
結婚相談所での婚活は、お見合いをしなければ始まりません。
この出費を避けることはまず無理だと考えてください。
最後にかかるのが成婚料です。
これは、結婚相談所のおかげで結婚が決まった時に支払うお金のことです。
成婚料は結婚相談所のランクによってかなりの差があり、相場は安いところで5万円ほど、高いところだと30万円ほどかかる場合もあります。
婚活するのに必要な貯金額は?
婚活するのに必要な貯金額は、婚活方法によって大きく変わります。
ケース別に詳しく解説していきます!
(1)マッチングアプリだけで婚活を1年するなら4万8千円
もしマッチングアプリだけで婚活をしようと考えているのであれば、4万8千円あればなんとかなる計算になります。
利用料金が高額なマッチングアプリでも、4万8千円くらいあればどうにかなるのです。
意外と安いですね。
1ヶ月コースではなく、12ヶ月コースなどにすれば割引がきいて、もっと安く済む可能性もあります。
ただし、ここに婚活デート費用が数万円はプラスになることを忘れないでください。
(2)婚活パーティーだけで婚活を1年するなら9万6千円
婚活パーティーに1ヶ月に1回参加するのであれば、9万6千円の貯金が必要です。
しかしこれは、高額の婚活パーティーに、男性が参加した場合の金額。安い婚活パーティーだったら、もっと安く済みます。
参加費の安いパーティーに女性が参加した場合なら、最も安い金額で、たったの6000円で済んでしまいます。
高額な婚活パーティーの場合は、7万2千円は必要です。
この他に、婚活デートにかかる費用が数万円あることも、お忘れなく。
(3)街コンだけで婚活を1年するなら10万8千円
もし男性が1年かけて、1ヶ月に1回ペースで街コンに参加するとしたら、10万8千円の貯金が欲しいところです。
女性の場合は7万2千円です。
婚活パーティーと、あまり変わらない金額ですね。
ただこちらも、マッチングが成立した後に必ず婚活デートをするはずなので、その費用も数万円はプラスになります。
(4)結婚相談所だけで婚活を1年するなら70万円
値段が安い結婚相談所で、3ヶ月間でお見合い回数が1回なら、11万円ほどかかる計算になります。
しかし3ヶ月でお見合いが1回というスピード婚ができる人は、かなり少ないでしょう。
値段が高めの結婚相談所で、1年かけて3回お見合いをしたとしたら、なんと70万円かかる計算になります。
結婚相談所のサポートは手厚く、安全で結婚しやすいというメリットはありますが、その分どうしてもお金がかかってしまうのです。
お見合いでお付き合いが決まった後は、婚活デートが必須になります。
それにかかる費用数万円もプラスになると考えておいてください。
(5)3ヶ月同棲するならさらにお金がかかる
結婚する前に、同棲をするというカップルは多いでしょう。
同棲をすることで、「生活のリズムが合っているか」「お互いの気持ちに揺らぎがないか」などを確認することができるので、同棲はおすすめです。
しかし同棲するにはお金がかかります。
仮に同棲期間を3ヶ月間としましょう。
カップルの片方は賃貸マンションに住んでいて、もう片方は実家に住んでいるとします。
実家に住んでいるほうが、賃貸マンションのほうに移ってきて、同棲を始めるとします。
そうなると、電気代や水道料金、ガス料金などが少し上がるはずです。
季節や部屋の広さなどによってかかる金額は全く違うと思いますが、普段の一人暮らしよりも余計にお金がかかるのは確実です。
もし、賃貸マンションに住んでいる側が全てのお金を負担するつもりなら、3ヶ月で数万円は余計にお金がかかると思っておいてください。
相手の食費まですべて負担するとなれば、さらに数万円はかかるでしょう。
貯金ゼロで婚活をするデメリットは?
最近は、貯金がゼロだという人も全く珍しくありません。
しかし、貯金が全くないと、婚活をする上で多くのデメリットが出てきます。
どんなデメリットがあるのか見ていきましょう。
(1)婚活の方法が限られてしまう
婚活をするには、どうしても費用がかかります。
それなのに貯金がゼロとなると、婚活がまったくできないか、婚活の方法が限られてしまうというデメリットがあります。
男性の場合は、貯金がゼロだと、かなり絶望的です。
男性は、もともと参加費用などが高めです。
参加費用が出せないとなると、婚活の場に顔を出すこともできないのです。
金額が比較的安めのマッチングアプリに頼るという方法もありますが、サクラが多い危険なアプリもあります。
貯金があれば、安心かつ成婚率の高い結婚相談所を利用することができますが、貯金がないのであれば諦めるしかありません。
女性の場合は、無料で使えるマッチングアプリがあります。
しかし、それ以外の方法で婚活をするのが難しくなるので、出会いのチャンスがとても減ってしまうというデメリットがあります。
(2)相手に嫌がられる
婚活の時に、相手の貯金額を気にする人は多いはず。特に女性は、大黒柱である男性の貯金額を非常に気にしています。
そんな現実がある中で男性が婚活をしても、「貯金が全くない」ということがバレてしまえば、女性は見向きもしないでしょう。
お金のない男性はモテないのです。
女性のほうも、貯金がないのはデメリットばかりです。
最近は男性の年収が低いので、お金持ちの女性を探している男性も増えてきています。
その時に「私には貯金がある」と言えれば、男性にモテるかもしれません。
しかし「私は貯金がゼロです」という状態だと、男性から避けられてしまう可能性があります。
(3)婚活デートができずにフラれる
なんとか婚活パーティー代までは払えても、婚活デートにかかるお金がないのであれば大問題です。
婚活デートも、婚活をする上でとても重要だからです。
婚活デート前に貯金が尽きてしまったら、婚活デートでケチらなくてはいけなくなります。
高級レストランでディナーなんて無理だから、近所のファミレスで済ませる。
遊園地はお金がかかるから、外出するなら近くの公園。
おしゃれなカフェは値段が高いから、安いチェーン店で済ませる。……こんな婚活デート内容で、はたして異性が満足してくれるでしょうか?
ケチな人は嫌われやすいので、せっかくマッチングが成立しても、婚活デート後にフラれてしまう可能性が高まりますよ。
とてももったいないですよね。
婚活相手の貯金額を予想する方法
婚活相手の貯金額は、一体どうやったら予想できるのでしょうか?
見るべきポイントや、相手に貯金額を言わせる方法をご紹介します。
(1)プロフィールの職業から推測する
婚活する場合、どんな方法でも、かならず相手のプロフィールを確認すると思います。
無職以外なら、職業が書かれているはずです。
明らかに年収が高そうな職業であれば、それなりに貯金があると考えていいでしょう。
しかし年収が低そうな職業なら、貯金があまりないか、ゼロに近いと予想できます。
(2)職業+趣味の合わせ技で予想する
年収が低そうな職業に就いているのに、やけにお金のかかりそうな趣味を持っている人は要注意です。
どんな趣味もお金がかかるものですが、「明らかにバランスがとれていない!」と感じたら、その相手は給料を全て趣味に使いこんでいる可能性があります。
(3)車や家の購入についての話をする
「車を持っていますか」「家を購入されましたか」という質問をすると、貯金の有無がわかる場合があります。
これは私の実体験ですが、マッチングアプリで知り合った男性が、「僕は最近、車を買ったんだよ」と言ってきました。
しかしそこで相手が、衝撃の一言を口にしたのです。
「車を買っちゃったから、貯金がないんだよね」
「今住んでるマンションも最近買ったんだけど、そのせいで貯金はないんだ」
私は驚いてしまいました。おそらく彼は、「僕は車も家も持っているスゴイ男だ」とアピールしたかったのでしょう。
しかし、それらを買うお金はあっても、もう使い果たしてしまって貯金がゼロなら、安定した結婚生活が送れないではありませんか!
このような自慢話をした時に、貯金事情をポロッと漏らしてしまうケースもあります。
ですから、家や車の購入について質問してみる方法は、試してみて損はないはずです。
まとめ
結婚後もなにかとお金がかかりますが、婚活の段階でも様々な費用がかかります。
場合によってはほとんどお金をかけずに婚活することも可能ですが、婚活方法が限られてしまうので、出会いのチャンスが減ってしまうのは大きなデメリットです。
理想の貯金額は70万円です。最低でも70万円あれば、マッチングアプリや婚活パーティーは余裕で利用できますし、結婚相談所を利用することも可能です。
様々な方法で婚活をしたいなら、せめて70万円は貯金しておくようにしましょう。