お腹が出ている、加齢臭がする、というのでは、男の魅力は激減してしまいます。
アンチエイジングというと女性が必死になってやっているイメージがありますが、今や男でも自分を磨く時代です。
無理に作った若さは必要ありませんが、年相応に男らしさを引き立たせる身だしなみを整えておいた方がいいでしょう。
まず、アンチエイジングの基本では体型が重要です。
アンチエイジングの基本では体型が重要
中高年になるとメタボ腹が目立ってくることが多いです。この原因は、食生活と運動習慣です。
食生活では栄養素を考えずに好きなように暴飲暴食して、さらに運動もしないというのではメタボ腹一直線です。
メタボは見た目が悪いだけではなく、心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる病気にも直結しますから、アンチエイジングとして対策しておきたいものです。
メタボ腹解消のためには、無理に運動量を増やそうと頑張るよりも、まずは食生活を見直すことが大切です。
食べ過ぎている自覚があるならば、腹八分目を目指しましょう。減らすコツは、最初に食物繊維の多いものを食べることです。
野菜やキノコなどの食物繊維の多いものを食べて、次に肉や魚などのおかず、そして最後にご飯やパンなどの主食を食べるように順番を意識するといいです。
最初に野菜などを食べておくと食べ進めているうちに満腹中枢が働いてきて、最後の主食に到達するまでにはお腹がいっぱいになってきます。
男は主食をがっつり食べる人が多いですが、主食に含まれている炭水化物は食べすぎると糖質過多になり、体脂肪を増やす原因になります。まず野菜、次におかずを食べれば、血糖値の急上昇を防ぐことができるので太りにくくなります。
運動は、通勤などでなるべく歩く距離を増やすように心がけましょう。
階段をのぼるのが辛いのであれば、降りるだけでも良いです。
これだけでも太ももの筋肉を鍛える効果が期待できます。
加齢臭対策もアンチエイジングには重要
加齢臭もアンチエイジングでは大切な項目です。
加齢臭の原因はノネナールというもので、肉やお酒をガンガン食べて飲んで、さらにタバコも吸って運動不足でストレス過多という生活の中で発生しやすくなります。
ノネナールは皮脂腺の中のパルミトオレイン酸という脂肪酸が増加し、過酸化脂質と結びつくことでできます。
不摂生を続けていると皮脂腺の脂肪量が増えるので、加齢臭が出やすくなります。
アンチエイジングをすることは、メタボ腹と加齢臭対策のどちらにも効果的なので、同時に解消してみるようにしましょう。