最近は、適性検査を就職試験の一つとして実施する会社が増えています。
適性検査で何を会社側は知りたいと思っているのでしょう。
SPI検査という適性検査が就職試験では一般的で、全部で200ほどの質問が出されます。
その人の人物像や、感情の振れ幅などをチェックするために行います。
一見すると、適性検査ではこれといった回答がないようにも見えるでしょう。
性格適性検査の質問には、ある程度の正解、好まれる回答が存在するということがいえます。
この答えを書いておけば間違いないというものはなく、業種や職種によってどんな適性が求められるかは異なっています。
事実を飾らずに答えることが、適性検査では最も無難な方法であるとする就職試験の参考書も少なくないといいます。
ある意味では、適性試験とは求職者がどんな人かを知る手がかりになるという以上のものではありません。
行動的側面、意欲的側面、情緒的側面、ライフスケールという4つの項目で適性検査の結果が表示されます。
新しい仕事に対して熱心に取り組むことが期待できるかどうかが、行動的側面と意欲的側面でわかります。
情緒的側面の質問では、感情のコントロールができる人物かどうかが診断されます。
自分に正直であるかどうかは、ライフスケールによってわかるといいます。
直前まで試験内容がわからない場合もありますが、できれば就職試験に適性検査が含まれるかどうかを調べて、必要な対策を立てたいものです。